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買った・使った・売った撮影機材の記録など


by yashicaminister
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カメラ人生万事塞翁が馬 もしくは:カメラ玉突き現象について

 ライカのM9を購入したのは2010年のこと、60諭吉以上したので多少のためらいはありましたが、M8.2その他高く売れそうな機材で使っていないのを売り払い、何とか資金調達。初めてのフルサイズデジタルRFカメラに嬉々として撮影したものでした。

 2年の時が流れ、M9は地金が見えるほどに使い込んでしまってましたが、そんなある日、とあるカメラ屋さんでボディとバッテリー&充電器のみの未使用品のM9-Pを発見。驚いたのはその値段!デジタルライカとしては破格の37諭吉なり!

 愛着はあったが物はデジタル、過度な思い入れは不要とばかりにM9を30諭吉で引き取ってもらい、追い金7諭吉ほどで新品のM9-Pにリプレイス。赤丸ライカ印のないシンプルなデザインに惚れ惚れしながら、しかしキズをつけては大変と、別売りの速写ケースなど装着して大事に使用してました。

 が、その1年後、ソニーのα7を発売日に手に入れてしまうと、そのM9-Pの存在理由が・・・。何かと気を遣うカメラであり、そもそもM8、M8.2、M9、M9-Pと4台に渡ってデジタルライカを使ってきて、やはりシャッターフィールに馴染めてないのもあって、、、

 ここはお金になるうちに、使わないデジタル機器は手放すべきだろうと、RF好きが少々悶々と過ごした後、思い切って売却。すると、驚いたことに、折からの円安や(アベノミクスのせい?)、ライカが春に一律で製品値上げをしたことも影響してか、37諭吉で入手したM9-Pに50諭吉以上の値がついてしまいました。

 正直、60諭吉で買ったM9を30諭吉で手放したときに相当凹んだものですが、ちょっと取り返した気分になったことを告白しておきましょう。

 閑話休題:思わぬ高額の入金があったものですが、そんな泡銭?身に着く筈はありません。降ってわいたような大金でしたから、思い切ってペンタックスの645Dに投資したのはごくごく最近の話。

 さて、今後の「カメラ玉突き現象」はどう転ぶのか? 願わくは、カメラわらしべ長者といきたいものですが、どうなることやら。楽しみ楽しみ!(謎)
by yashicaminister | 2014-05-20 21:11 | カメラ