カメラ人生万事塞翁が馬 もしくは:カメラ玉突き現象について
2014年 05月 20日
2年の時が流れ、M9は地金が見えるほどに使い込んでしまってましたが、そんなある日、とあるカメラ屋さんでボディとバッテリー&充電器のみの未使用品のM9-Pを発見。驚いたのはその値段!デジタルライカとしては破格の37諭吉なり!
愛着はあったが物はデジタル、過度な思い入れは不要とばかりにM9を30諭吉で引き取ってもらい、追い金7諭吉ほどで新品のM9-Pにリプレイス。赤丸ライカ印のないシンプルなデザインに惚れ惚れしながら、しかしキズをつけては大変と、別売りの速写ケースなど装着して大事に使用してました。
が、その1年後、ソニーのα7を発売日に手に入れてしまうと、そのM9-Pの存在理由が・・・。何かと気を遣うカメラであり、そもそもM8、M8.2、M9、M9-Pと4台に渡ってデジタルライカを使ってきて、やはりシャッターフィールに馴染めてないのもあって、、、
ここはお金になるうちに、使わないデジタル機器は手放すべきだろうと、RF好きが少々悶々と過ごした後、思い切って売却。すると、驚いたことに、折からの円安や(アベノミクスのせい?)、ライカが春に一律で製品値上げをしたことも影響してか、37諭吉で入手したM9-Pに50諭吉以上の値がついてしまいました。
正直、60諭吉で買ったM9を30諭吉で手放したときに相当凹んだものですが、ちょっと取り返した気分になったことを告白しておきましょう。
閑話休題:思わぬ高額の入金があったものですが、そんな泡銭?身に着く筈はありません。降ってわいたような大金でしたから、思い切ってペンタックスの645Dに投資したのはごくごく最近の話。
さて、今後の「カメラ玉突き現象」はどう転ぶのか? 願わくは、カメラわらしべ長者といきたいものですが、どうなることやら。楽しみ楽しみ!(謎)